癒されることをしてみる。あるいは「癒される」と感じる状況を自分で作り出すことの大切さ。

先週のわたしは理由もなく停滞していて、毎日はたのしいんだけどなんとなくぼんやりしていたのです。

 

だから「もう少し自分のために時間を使おう」とこれまたぼんやり考えていました。自分のために時間を使うってどういうふうに・・・・・・・・？

 

 

なんのアイディアも浮かばず何日か過ぎた夜。寝る前になぜか急に「いっぱいのキャンドルに火をつけよう！」と思い立ち、大昔に集めていたキャンドルホルダーや、様々な形のキャンドルを引っ張り出してきました。

 

 

 

 

わーーーーーーーーー！めちゃくちゃ明るい。けど、癒される。

 

 

 

２、3個ずつ火を消していく。

 

 

 

これくらいがちょうど良さそう。

好きな音楽を小さなボリュームで流して、ぼんやりする。

停滞している時のぼんやりとは全然違う。

まさに癒し。

 

そして久しぶりにぐっすり眠れたのでした。

 

 

その次の日。休みで特に用事もなかったので読みかけの本を読んでしまおうと決めました。

太陽が部屋いっぱいに差し込んできたのでうれしくなって、またまた急に「ピクニックごっこしよう！」と思いつき、ヴィヴィアンのハンカチを引っ張り出してきました。

 

テーブルにハンカチを広げ、30%引きで買った皮ごと食べれるぶどうを冷蔵庫から出し、まめのウイスキーを少し頂戴しました。

たばこを吸いながら太陽を浴びて本を読みました。

ここにも癒しが。

 

（窓から入ってくる太陽を浴びても日光浴の効果はないって最近知って衝撃。本当に？）

 

 

 

 

わたしの思いつきで出来た即席の癒したち

即席と侮るなかれでした。すっかりわたしの停滞はどこかへ行き、晴々とした気持ちになりました。

 

 

「こんなことで元気になれるんだ」と気づいたことが嬉しくて。忘れないように書いておこうと思って書いています。

ただ、お酒を飲みながらぶどうを食べて本を読むだけでも良かったかもしれない。

 

でも自分の好きなものたちで空間を作り上げるのってたのしいね。たのしいってわかっていたことだけれど、わたしは「短い自分のための時間」のためにそういうことをする手間を惜しんできたんだね。

めんどくさがりやだし。

 

でもこの何日かでほんの一瞬に感じられるような短い時間にも、自分の目や脳みそや耳や心が動いていることを体感した。「短い時間」だから今回みたいに家にあるものをかき集めるだけでもいい。収集癖のあるわたしは日頃すてきなものを集めることに関していえばほとんど無意識にできるし。（？）

 

 

「手間」

 

手間、なんだなあ。

自分をもてなす気持ちもう少し増やしたいね。

 

わたしとはかけ離れていると勝手に感じていた「丁寧な暮らし」ってこんな感覚なんだろうか。わかる気がする。

 

（ちゃんと調べたことがないので間違っていたらごめんなさい）

 

 

 

植物に水をやるように

金魚の水槽を洗うように（うちではまめの仕事だけど）

自分の体を手入れするように

ご飯を食べるように

時々心、または脳みそにも手入れしてあげないといけないのか。発見

というかそりゃそうか。

 

新しい手入れの方法を見つけた感じか。

 

 

次は何しようかなあ。

今年はそんなふうに手入れの仕方を模索して過ごすことにしよう。

 

 

読んでいた本は山田詠美の無銭優雅です。大好きな本。

内容についても少し書きたかったけどまたの機会にします。

 

今年は１ヶ月に１冊は絶対本を読むって決めてるんだ。

 

 

 

もしも最後まで読んでくださった方がいたら

ありがとうございます。

 

好きな本があったら教えてください。